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【据え置き型スピーカー】
和み音響(なごみサウンド)システムを使った最高峰。

音楽は人の会話の助けになります。昔は、琴や三味線の音がどこからともなく響いていたものです。今では、一人ひとりがヘッドホンで別々の音楽を聴く時代になりました。大きな音でもうるさくない、本当に美しい音を聴くために【Nagomi Sound】システムは開発されました。国際特許を取得した他に類を見ない全く新しい方式により、明瞭で澄んだ音色でありながら柔らかい、やすらぎと和みを生むスピーカーです。

高音域でも音の邪魔にならないスピーカーネット

 漆が【Japan】と呼ばれるようになったのは、江戸期に漆工芸品、特に蒔絵が欧州(スペイン、ポルトガル含む)に珍重されて大々的に輸出され、それらの漆工芸品または蒔絵工芸品を呼ぶ名前として使われ、そこから転じて、その工芸品に使われている塗料をJapan Lacquerと呼んだのが始まりのようです。
 スピーカーのネット部分は、麻を荒く編んだ布に補強のための漆を塗った特製です。麻の粗さがスピーカーネットの音抜けを良くして。高い周波数帯域の音も遮ることがなく、耳あたりがクリアーなことが特徴です。スピーカーネットに漆を塗ったと言うと、たいていの方が驚かれます。そもそも漆という素材について、ほとんどの日本人が知識を持っていませんし、本物に触れた経験もごく僅かではないでしょうか。
 漆は天然の素材です。漆の木の樹液ですから有害物質を含まず、年月を経るごとに美しさを増していきます。これは人工塗料との大きな違いです。また、一度乾燥すると強靭で、耐水性も高く、紫外線に触れなければ非常に長持ちします。漆は金属との相性も良く、焼付という手法で漆を硬化させると抜群の錆止め効果を発揮します。
 フレームにアルミニウムを使用したモデルに漆を使用しました。漆を塗ることにより人工塗料とは違ったあたたかみのある表情になります。塗料としての漆の素晴らしさを再発見していただくための、私たちなりの提案です。
 中国磁器が【China】と呼ばれるように、漆【Japan】が日本特有の技術として現代に生かされればと願います。

     
据え置き型スピーカー【Japan】シリーズ

理想の音源は点音源再生

 迫力ある音を求めて、音をどんどん加工し壊されている事に、違和感を感じなくなってしまいました。ドンシャリ系の音を出すために音域を広げトゥイーター、スコーカー、ウーファーとユニットが増え、そこにアンプからの信号を低音・中音・高音と分けるネットワークが必要となっています。しかし信号の成分を電気的に分割・合成しても音響的には再生することはできません。
 和み音響システムはありのままの音を忠実に再現するために、一切の無駄を省いた全く新しいシステムです。
点音源再生という面でも音圧波形を正確に再生するという面でも大口径のスピーカーより小口径のスピーカーの方が向いています。口径が大きいと振動板が重く,信号を正確に伝えても駆動することができず、歪の増大につながります。
 据え置き型(Japan)シリーズでは3inchのダイナミック型フルレンジスピーカーを使用しています。口径が大きいとコーン紙が分割振動し、また重くて正確な動きは望めません。強力なエンジンやブレーキを積んだ車重の重い車より軽い車の方が機敏な動きをするのと同じ事です。

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Point Sound source