原料は米と米麹と水

日本酒は、米の澱粉と麹によって糖化・アルコール醗酵させて造られます。つまり材料は米と米麹と水だけで、これが本来の「純米酒」です。ところが、市販されている日本酒のラベルには「米、米麹、醸造用アルコール」あるいは、「米、米麹、醸造用アルコール、醸造用糖類」と表示されているものがあります。醸造酒である日本酒にアルコール(蒸留酒)を加えたものを「本醸造」と呼んでいるのが現実です。

「火入れ」はしない

また、通常、お酒ができるまでの行程では、殺菌とともに酵素の働きを止め味を調整するため、「火入れ」が行われます。つまり意図的に酵素の働きを制御している訳です。さらに、容器詰めの行程でも殺菌目的で加熱処理されます。
当店オリジナルの「純米熟成酒・信州醇」は、蔵元より樽を丸ごと買い取り、一度も火を入れずに一年間じっくり熟成させました。日本酒本来の味をお楽しみください。

「ひやおろし」

最近「ひやおろし」というラベルの日本酒を見かけるようになりました。ひやおろしとは、昔からある日本酒造りの名称です。通常、日本酒は秋の終わりから冬にかけて造られます。「生酒」や「つくりたて」は、できてすぐ(冬~春)飲まれるのに対し、「ひやおろし」は夏が終わるまでじっくり熟成して、秋以降になってから飲む日本酒です。

詳しくは→ jo-con.jp 製品案内で...